概要:
GPSを内蔵していない Androidタブレットで、ナビゲーションやGoogle MapsなどのGPSアプリ、オンライン地図アプリが動く!
格安のAndroidタブレットがカーナビに変身!
画期的なGPSテザリングアプリ 「TetherGPS」 を紹介
この画期的なアプリのおかげで、GPSを内蔵していない(格安)AndroidタブレットでもナビゲーションやGoogle Mapsのようなオンライン地図サービスを利用できるようになる。
TetherGPSは、タイトルからわかる通り、GPSデザリングを行ってくるアプリ。
このアプリを使えば、GPSを内蔵したAndroidスマホ(ケータイ)と、GPSを内蔵していない他のAndroidタブレットやスマホとの間で、WiFi経由でGPSデータをシェアできるようになる。
WiFiテザリングが使えるスマホがあれば、Root化不要で使うことができる。
TetherGPS allows you to share GPS data from your Android phone (which has internal GPS) to your Android tablet via Wi-Fi. This allows tablets without GPS to run applications requiring GPS, such as Google Maps and Navigation.
公式サイト: TetherGPS
下手な図だが、接続のイメージを書いてみた。

これから日本でも利用者が増えていくと思われる電子書籍リーダーだが、OSがAndroidならばRoot化し同様に利用できるはずだ。
※米Barnes&Noble社の「Nook Simple Touch」(日本未発売)で確認済
準備
では、TetherGPSを使えるようにしていこう。その前に準備から。
まずは、Androidスマホがないことには始まらない。但しいくつかの条件がある。
参考:私は、ソフトバンク契約だが、TetherGPS利用にはドコモのスマホ Xperia Ray (SO-03C) を使っている。 GPSの精度、つながりが良く、WiFiデザリングは標準で利用できる。
※Yahooオークションの相場は新品で15,000円前後。Root化せずともデザリング機能が使えるが、もしRoot化予定のある方は、Androidバージョンが2.3.3までのものかどうかを確認しておくこと。2012年3月28日付のバージョンアップ実施(Androidバージョンは2.3.4に更新) によりRoot化ができなくなったため。(2.3.3へのダウングレードでRoot化はできるが面倒です)
次に、スマホをWiFiルータとして使えるようにする。
WiFiスポットの設定が済んだら、TetherGPSをスマホ、タブレットの両方にインストールしておく。ここではインストール後の設定は不要なのでインストールしておくだけでよい。
なお、マーケット(現Google Play)にはLite版もあるが、使用回数制限があるので、本格的に利用する場合は、有料版をインストールしておく。
運用
準備がすんだら、実際に使えるようにしてみよう。
1 スマホの内蔵GPSは、WiFiやBluetoothと同様、常時オンの状態だとバッテリーを消耗する。普段はオフにしておきGPSを使う際にはオンにしておく。
2 スマホをWiFiのホットスポット(アクセスポイント/ルーター代わり)として利用できるように、オンにしておく。設定メニューでは 設定 ⇒無線とネットワーク ⇒デザリングとポータブルホットスポット ⇒ポータブルWiFiアクセスポイントにチェック でオンにできる。
しかし、ここにたどり着くまでが面倒。そこで、 HotSpot Toggle いうアプリをインストールしておくと便利だ。アプリのウジェットをホームに置いておけば、タップ1つでオン/オフを切り替えられるようになる。
オンの場合はアイコンの色がグレーからブルーに変わり、上部のメニューバーにもブルーのアイコンが表示されるのでわかりやすい。
3 スマホがWiFiホットスポットとして使えるようになったら、タブレット側から、このアクセスポイントに接続する。
アクセスポイントの変更は通常設定メニューから行うが、これも変更するのに時間がかかる。こんなとき、 WiFi Manager というアプリが便利だ。1タップで、アクセスポイントの一覧が表示されるので、接続したいアクセスポイントを簡単に選択できる。
4, 5, 6 スマホとタブレットがWiFiで繋がったら、それぞれにインストールしたTetherGPSを起動する。
スマホ側では、TetherGPS サーバー をオンに
タブレット側では、 TetherGPS クライアント をオンにする。
以上でスマホのGPSデータを、タブレット側でシェアして使えるようになっている。タブレット側でGoogle MapsなどのGPSアプリを起動し、GPS位置がちゃんと表示されているかどうか見てみよう。
これは、あるGPSアプリで、現在位置を表示させたもの。左がスマホ、右がタブレット。スマホのGPSデータが、GPSを内蔵していないタブレットでもシェアされて同じように表示されているのがわかる。
※自宅のため、表示の一部にボカシをいれています。
(左)GPS内蔵スマホ (右)GPS非内蔵タブレット
YouTubeには、TetherGPSの紹介動画がいくつかアップされているが、こちらでは、Kindle Fireというタブレットでフライトシミュレーションを行っている様子が映っている。