GoProおよびコンパクトデジカメ用のマグネット・マウントを自作してみました。
現在、自分撮り用の一脚にはクイックシューを付けて簡単に取り外しができるようにしているものの、クイックシューだと、カメラの微妙な位置調整ができないこと、また落下防止対策はしてはいるものの、レバーが緩いと簡単にシューから外れてしまう心配がありました。
これを、マグネット方式に変えれば(クイックシューの代わりには鉄板1枚だけ)、脱着はポンと載せるだけと簡単、カメラの位置調整もフリーに。もちろん万一に備えて落下防止対策はする予定です。
実はGoPro用には、カスタムマウントを製作・販売している米 Eye of Mine で発売しているのですが、これがUS$35とお高い。個人輸入したのでは送料込み5千円くらいにはなってしまいます。

ならばマグネットを国内で調達してあとは自作あるのみ。
調べてみると、仙台にある㈱サンギョウサプライという会社が取り扱っている「ネオジキャップ磁石」が強力そうで、簡単に外れてしまうことはなさそうです。
そうはいっても、実際に試したわけではないので会社に電話したところ、実に親切丁寧にいろいろとアドバイスをいただけました。
で購入したのは。Ф32 X 8 5ケまとめ買いで1ケあたり700円
このサイズだとちょうどGoProのオプションの「トライポッドアダプタ」を上に取り付けることができます。
今日マグネットが届いたので、取り出してスチール机の上においてみたところ、ガッチリと引っ付いて離れません。
吸着力は、23kg 小型マグネットだからと侮れません。「超強力」と書かれているだけのことはあります。
左:上面 右:吸着面(下面)
とても上に持ち上げては剥がせそうにないので、横にスライドさせて何とかく机から離すことができました。
こんなに強力な磁石だと、デジカメのカードに記録したデータが消えるのではと心配されている方も多いでしょう。
はい、磁気テープや、磁気カードと違って、SDカードに記録されたデータが消えてしまうことはありません。
実際にマグネットを当ててみましたが、データには何も異常はありませんでした。
但し、デジカメのレンズ動作に使われているモータなど、特定の部品などには影響を与える心配は残ります。
GoProはレンズの出し入れもなく、単焦点でズームしませんのでモータは使われておらず影響はないかとは思いますが、念のためメーカに問い合わせ中。
蛇足ながらiPhoneなどで実装されている「電子コンパス機能」は磁石があると働かなくなってしまうようです。
さっそく加工を
といっても三脚用のネジを取り付けるだけのものなのですが、参考まで少し書いておくと、
カメラ三脚(一脚)用のネジサイズは国内では 1/4インチ が使われています。
しかし、これがなぜかカメラ店では単体では売られておらず、DIYショップ、六角ネジまたは、棒ネジのものを調達し、必要な長さで切り出して使います。
Ф32 X 8には、あらかじめM5ネジ穴が切ってありますが、当然ながらサイズ違いで合いませんので、ドリル等使って穴を広げ、1/4インチネジを通します。
出来上がりがこちら
GoProカメラ専用、汎用デジカメ用に自由雲台をセットしたものの2つを製作しました。
左:汎用デジカメ用(自由雲台) 右:GoProカメラ専用(トライポッドアダプタ)
下部にラバーを貼ってやると、やや吸着力は落ちますが接着面に傷がつきにくくなるかと思います。
ただ吸着側の方はまだ今日現在はまだ準備できていません。
ある程度の厚みのある鉄板でないと、吸着力を確保できず、薄い鉄板だと磁力線が通り抜けてしまい、本来の吸着力が発揮できないとのこと。
まあ、小型のデジカメを付ける程度、いまでも十分すぎるほど強力なので、次回DIYショップで Ф40 程度の円形の鉄板でも探して、一脚への溶接はまた友人にでも頼むつもりです。
<2011/9/4 追記>
吸着側の部材を探すため先ほどDIYショップに行ってきました。
今回購入した Ф32 X 8 の吸着力は 23kg ですが、吸着板として、写真のような座金、丸ワッシャーに吸着させてみたところ、吸着力が強すぎてなかなか剥がせません
ここまで超強力とは。 これでは、かえって大変です。
そこで、シール付天然ゴムシート(1mm厚)を購入し、切り取ってマグネットの上に貼りつけることに
これで、適度な吸着力になりました。ゴムのおかげで傷もつきにくくなり一石二鳥です
※DIYショップにも、超強力タイプの、「ネオジウム磁石」は売られていますが、どれも小さくて値段の高いこと!
店によっても違うのでしょうが、店頭で一番吸着力が高いもので 6kg 値段は1200円もします
ただ、6kg では頼りない ちょっと強い力が加わると外れてしまうリスクがあります
小売店は値段が高く、また種類も少ないので、購入するなら今回のようにメーカさんから直接買うことをおススメします。