ASTER GDEM は現在、世界最高精度で全地球をカバーする全球三次元地形データ
全世界の標高が30m間隔という高精度で記録されたデータが、平成21年6月から、なんと、無料で提供されているのですが、さらに、昨年10月にバージョン2となって、一段と品質が向上していたんですね。
バージョンアップの情報すっかり気づかずにいました。
ASTER GDEMについては、もう少し詳しくこちらの記事に書いていますが、ASTER GDEMが登場するまで標高データといえば米国のスペースシャトルが撮影したデータSRTMが広く利用されていました。しかしSRTMの分解能が90mメッシュなのに対して、ASTER GDEMの分解能は30mメッシュと精度が大幅に向上しています。簡単にいえばSRTMがテレビでいう標準画質なら、ASTER GDEMはハイビジョン画質ですね。
とはいえ、テレビとは違って、標高データの精度が世界最高と云われても、普段こんなデータを使う方は、滅多にいるものではありませんね。
私も普段このようなデータを使うことはないのですが、趣味として、Yahoo MapsやG○○gle Mapsなどのオンライン地図を3GやWiFiが使えないオフライン環境でも使えるように加工したり、2次元の地図を3次元に加工していて、その際、こうした標高データはなくてはならないものなのです。
3D地図加工の一例を示せば、PCのディスプレイに表示されたマピオンの地図。 これをキャプチャーソフトでJPGの画像として保存しておきます。
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ダウンロードした地図はあくまで画像データにすぎず、画面ではあった位置情報もダウンロードした画像にはありません。
しかし、画像の任意の2点またはそれ以上の点を指定して緯度経度の情報を与え(キャリブレーション)、さらに、ASTER GDEMの標高データを重ねると、画像データに起伏が現れ、見事3次元地図となります。
手元にある地図なら、紙地図でもスキャンして取り込めばこのように3D地図になるのでやっていてとてもワクワクします。今度古地図でもやってみようかしら。
マピオンの地図に代えて、Yahoo MapsやG○○gle Mapsなどの衛星画像地図を使えば、より実写に近いリアルな3次元地図が作れます。
但し、手順もやや複雑、さらに相当根気のいる作業が続きますが・・・
こちらは、北九州市八幡東区にある「皿倉山」付近の衛星画像を3次元に加工したものです。
G○○gle Earthがあるじゃないかと云われそうですが、オフラインでも使えるところに意味があるんですね。
G○○gle Mapsのハイブリッド地図を3次元加工しているので建物や道路の名称などもわかって便利。
さらにパラグライダーの飛行軌跡を重ねたものがこちらになります。